ボーイズラブのすゝめ

ボーイズラブ系のコミックス&小説の感想を中心に。

アドリアン・イングリッシュ

『ジョシュ・ラニヨン短編集 So This is Christmas』(ジョシュ・ラニヨン/新書館モノクローム・ロマンス文庫)感想【ネタばれあり】

ジョシュ・ラニヨン先生の『So This is Christmas』の感想です。 表題作であり、アドリアン・イングリッシュの完結編「So This is Christmas」。 かつて一度だけ肉体関係を持った、元泥棒とFBI捜査官のクリスマスの再会を描く「雪の天使」。 FBI捜査官が、束…

『アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ』(ジョシュ・ラニヨン/新書館モノクローム・ロマンス文庫)感想【ネタばれあり】

ジョシュ・ラニヨン先生の『アドリアン・イングリッシュ(5) 瞑き流れ』の感想です。 心臓疾患の手術を受け、健康を徐々に取り戻しつつも、ずっと自分の人生を諦観してきたアドリアンは、返って戸惑いを隠せずにいた。 そして前作のカミングアウトにより、…

『アドリアン・イングリッシュ(4) 海賊王の死』(ジョシュ・ラニヨン/新書館モノクローム・ロマンス文庫)感想【ネタばれあり】

ジョシュ・ラニヨン先生の『アドリアン・イングリッシュ(4) 海賊王の死』の感想です。 ジェイクと別れてから作中内時間で二年。 今現在、アドリアンは前作で出会ったガイと付き合っていた。 だが、あるパーティーで起きた殺人事件がきっかけで顔を合わせ…

『アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐』(ジョシュ・ラニヨン/新書館モノクローム・ロマンス文庫)感想【ネタばれあり】

ジョシュ・ラニヨン先生の『アドリアン・イングリッシュ(3) 悪魔の聖餐』の感想です。 クローク&ダガー書店のパート・タイマーであるアンガスが殺人容疑をかけられた事により、カルト的な連続殺人に巻き込まれていくアドリアン。 さらに表紙イラストでも…

『アドリアン・イングリッシュ(2) 死者の囁き』(ジョシュ・ラニヨン/新書館モノクローム・ロマンス文庫)感想【ネタばれあり】

ジョシュ・ラニヨン先生の『アドリアン・イングリッシュ(2) 死者の囁き』の感想です。 今度の舞台は、かつてゴールドラッシュに沸いたカリフォルニア州ソノラ近郊の街。 そこで再び事件に巻き込まれてしまったアドリアンと、彼を追ってやって来たジェイク…

『アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影』(ジョシュ・ラニヨン/新書館モノクローム・ロマンス文庫)感想【ネタばれあり】

ジョシュ・ラニヨン先生の『アドリアン・イングリッシュ(1) 天使の影』の感想です。 高校時代からの友人を殺害された書店主&作家のアドリアンが、自分もまた事件へと巻き込まれていくスリリングなサスペンス。 第1作に関しては、恋愛面よりもどちらかと…